外構工事 (石積み 石 塀  門柱 石張り 庭 )
ここのお宅の最初のお仕事の出合いは庭の石張りです。
又その時に御相談をうけたのが、いずれはブロック塀をかけ直さなければならない。
親が塀をかけましたが、自分の代にまたかけ直す。そうなると、また自分の子供が‥‥。
その繰返しをするのは、ちょっと、という事でなにかいい案はないでしょうか。と、お話がありました。
確かに、2回目からの工事には撤去費用、材料の処分代が加算されます。
石で工事をするのはブロックよりは確かに高価です。しかし、200年〜300年もちます。
分割して工事をする事となりました。最初右側の石積み石塀をかけました。
それが気に入っていただけました。
構想を伺い、部分的に工事をしながら完成しました。長いおつきあいをさせて頂きました。
石張りをしてから9年。門柱と出入り口の石張りをして完成。表札は娘さんが書した文字を。
これで工事を締めくくりました。
当家のお話
ブロック塀の時は出入り口が鋭角のだったのに加え塀が道なりに曲線を描いておりました。間口を広くとって頂き、塀も思いきって直線にして頂きました。見通がよく運転が楽になりました。スタートは、お金をかけるのだから気に入ったモノを、また形として残る物だから満足するモノを。そう思いながらも、金銭面を考えると頭がいたくなったのが本音です。その辺をお話したら「当社の石は自社産出の稲田御影石で加工も自社工場なので、分割して工事をしても決して違和感は出ません。毎日目にするモノですから、時間をかけても気にいった物をやった方が良いです」とアドバイスを受けました。道路からの高低。又敷地内の高低もありどのように仕上がるのか不安でしたがスッキリと仕上がり嬉しいの一言です。予算の関係上家族でやった芝目地は良い思い出です。
敷石の割付け図面です。何気ないことですが単一にならない様に石の寸法や、仕上げ(ビシャン、割肌、
ノミ切り仕上げ)で動線を考えました。 目地は山を控えておりますので雨水処理、また、 照返しをやわ
らげる為、芝にしました。今、振り返ってみますと10年という年月はかかりましが、気に入ったモノが
出来、本当に満足です。
入り口から玄関迄の大判の飛石も四方形に形を整え表面はビシャン仕上げにして再利用しました。
又、庭もスッキリと整理しました。
筑波石の石組み・ 空池 ・つくばい です。 ちょっとアップして紹介します。
庭を作りましたが、まん中に井戸とポンプ、洗場が
ありました。美感を損ねるので井筒でポンプと井戸
を囲い御影石で洗い場を作り違和感がないようにし
ました。
庭で蕎麦会など楽しんでいる様子です。
ガーデンテーブル(浮金) イス
灯りをつけたと聞いたのでパチリ。日中の感じとまたひと味違う雰囲気がでていいですね。
工事をした後手入れをしている様子を伺いと、嬉しいものです。
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